エクスプレス メンテナンス記2001

■サンクGTターボのエンジンをもらう***2001.1.3

うちにとっては大変ありがたいお話でした。すでにGT-Tのエンジンを積んだエクスからエンジンを降ろし、べつのGT-Tのエンジンをエクスに載せる。つまりエンジン降ろしが2回、エンジン積みが1回あったわけですが、このお手伝いをするとこのGT-Tエンジンをいただけるというのです。正月早々コースターで、埼玉まで出かけてきました。朝3時起き、4時出発し、10時頃つきました。とりあえず試乗会をして、まず今のクルマの様子を見ます。そして次は部品取りのサンクGT-Tからエンジンを外しはじめました。その作業が始まった頃、間船さん、ヨシダさんが到着、その後たくさんが福島から到着。程なくしてオオタカさんが到着しました。うちもお姉ちゃんとちびままが一緒ですが、子供たちは、じゅんたさんのおこさまと仲良しになり夢中です。安心しました。子供をほったらかしにして、作業が進みます。

エンジンを降ろすためにとにかくエンジンにつながっているものをすべて外さないといけません。足周りはドライブシャフトでつながっています。排気管がつながっています。アクセル、クラッチなどのワイヤーがつながっています。ハーネスも、ラジエターから水周りも、エアコン関係も、燃料タンクからは燃料を送るパイプなどなど、すべてを外し、最後にマウントを外してつり上げます。(手順は間違っていると思います。パパさんにそのうち赤を入れてもらいます)

パパさん実は『今日中には全部終わると思う』といっていたのです・・・が、お昼を過ぎても、まだ1つ目のエンジンが降りない・・・思った以上に苦戦しているようです。でもままさんお手伝いできないしなぁ・・・時間もどんどんすぎ、なんかやばい!と思っていたら、オオタカさんがJAXのつなぎに着替えて登場!わ〜!うれし〜助かります。とにかく時間が決まっているのです。やりっぱなしで帰るわけにも行かないし・・・しばらくして、ヨシダさん、間船さん、たくさんは帰ることになりました。もっとゆっくり出来たら、いっぱいお話しできたけど、少し残念です。そして、夜8時頃までかかり、エンジンを2基降ろすことが出来ました。お疲れさまです。ごはんを食べ一段落。なんと明日もオオタカさんが手伝ってくれることに!!感謝感謝です。

次の日4日はエンジン載せる作業です。3日の逆で、外れているものをすべてつながないといけません。『昼には終わると思う』とのことだったのですが、なかなか進みません・・・降ろしたエンジンのクラッチ交換、フィルターの交換などをし、その後積みます。じゅんたさんはミッションオイルを買いに走ります。その間わたしはエクスの洗浄をしていました。エンジンを載せるのもすごく時間がかかり、大変でした。とにかくこの日はめちゃくちゃ寒かったのです。途中で、何度もコースターに走り、暖まっていました。(わたしだけ・・・だって寒かったんだよホント。)寒いなか、エンジンを載せ、ドライブシャフトをつけて、ブレーキなどもつけ、エンジンの方でも、ハーネスをつなぎ、パイプもつなぎ夜も10時頃?やっと終わりました。パパさん、オオタカさん、じゅんたさんご苦労様でした。コースターにエンジンを載せ、その後途中で仮眠し、4時頃うちにつきました。つかれたぁ・・・寒かったぁ・・・明日、岡崎でエンジン降ろしてこなくちゃ・・・


■セルが壊れる***2001.1.6

5日はもらったエンジンを降ろしてきました。6日、7日とエクスプレス部品取りオフがあります。部品取りオフの最中にエクスの配線をする予定です。そしてトレーラーの方もいじりたいところです。

ところが、6日の朝、エクスのエンジンがかからないのです。バッテリー上がりだと思っていたら、セルが壊れてしまったようです。が〜ん。3〜4日にもらってきた5GT-Tエンジン。で、このもらった方からとりあえずセルモータを外してみました。同じみたい。つきそう! なんていいタイミングなの!良かった。みんなが、楽しく部品をはぎ取っている間パパさんは必死にセルモーターの交換をしていました。

でこの様子ですが、わたしも事務所のなかで、必死に2CVカバーを作っていたので写真がありません。ごめんなさいです。


■トレーラーがくる!***2001.1.9

ずっと我慢していたトレーラー・・・というより、予算やら、時間やらでなかなか手つかずにいたトレーラーですが、急展開です。12月のレースが芳しくなかったのです。すごく悔しい状態だったのです。そうすると、ここから話が飛んでいきます。

カンナムにはターボ化するか、いじれるコンピューターの導入とか、とにかくなんか起こさないと今のままでは全くダメ。(実はカンナムの2号車が製作されているのですが、どうやらレースやさんらしいのです!今のままでは勝負になりません・・・それでかなり焦っているのでした)

が、カンナムをいじってしまうと、その後レース前にセッティングでかなりサーキットを走らないといけない・・・

毎回積車を借りると、サーキットに1回行くたびに2万ぐらいかかってしまう。

やはりトレーラーをすぐに買わなければならない!

そこで、まずトレーラーという話になりました。12月中旬トレーラーをオークションで入手しました。そして年末に届きました。ところがエクスで引けるはずだったのに引けない!ええ!!どうやらトレーラーのShopの方は陸運に書類(連結検討書)を作成しにいったのですが、エクスではこのトレーラーを引くことが出来ないといわれたらしく、そこで、そのことを隠してトレーラーを送ってきたのでした。(この件に関してはちょっと怒っている。いやかなり怒っている。)そこで、ぱぱさんは愛知県の陸運(そう言えば名前が変わったンだっけ?)に行って相談をしてきました。そうすると、どうやら解決の糸口が見つかったらしいのです。5日に電話を頂きました。『登録できますので、来てください。』やった!じゃあ明日行こう!と思ったら・・・忘れていた・・・車庫証明・・・今日警察に行って申請書を出してきました。12日。この日に車庫証も出来上がってきます。いよいよ!

トレーラー大作戦。まずは第1歩です。


■完成?まだです***2001.1.27

トレーラーの登録もまあ『いろいろ』ありましたが、なんとか出来ました。はらはらしました。よかったです。でその成果を見てやってください。

さてほぼ完成のようにみえますが、他にも、やるところが色々あります。まだ今の段階では上に載せただけなんです。当然エクスで引っ張るためにカンナムをしっかり固定しないといけません。

また、カンナムをこのトレーラーにどうやって乗せるかが今後の課題です。今もう載ってはいるのですが、これ、実はリフトでつり上げたんだよね〜。(固定する位置決めのため。あと、載せちゃえばちょっとガレージのなかが広くなるでしょ)こんな技はもちろんサーキットでは使えません。ラダーが結構高くて悩んでいるのです。どうしよう・・・なにかよい手はないものか・・・


■こわれた!・・・K&Kレースだったのに・・・***2001.12.17

トレーラーについては、別のページでまたそのうち紹介したいと思います。かなりいいできにできあがっています。できることならば、改造した状態でナンバーをとれるようにしたいと思っています。

さて、それはさておき・・・

トレーラーでレースに向かうのは、この日12月17日が2回目。はい。白状します。いやな予感はありました。たとえば、今回のレースでなぜだかままが全く乗り気でないことがまずダイイチ。
練習走行でびびってしまったのが行けないのか、2週間前にもう『今回のレースは走らない』宣言をし、そうしたら、やはり緊張感が全くなくなってしまいました。(ぱぱごめん)カンナムの調子もイマイチでなんか今回のレースはつらいなぁ・・・なんて感じていたこと。

つぎ、なんと出発時にチェックをすると、トレーラーのナンバー灯が切れているのです。あら?2週間前の練習走行の時は大丈夫だったのに・・・なんかいやな感じ。そう思い電球をはずしてみると、中がさびさび。そう、ここのところ、カンナムもトレーラーも雨ざらしだったのです。仕方がないとはいえ、どんどん朽ちていく感じでつらい。さびを落とし、さび止めをしたのですが、問題あり・・・気分重〜

そんな感じでレースに向けて出発。でも、快調に走っていたのでした。

ある時、ラジオの音が途絶え途絶えになったりします。『あれ?』東名を降りたとき料金所でパワーウィンドウが恐ろしいほどゆっくりとしか下がりません。『おかしい』・・・『なんか変だね』・・・エクスに乗り出した頃、バッテリアースがはずれて、電源がすべて落ちたことがありました。私はそんなことを思い出しながら・・・ぱぱさんは別のことを考えながら走ります。

『一度止まってチェックする』大黒PAに入ってチェック。オルタのコネクタ部分をはずし、磨いたりします。コネクタグリースなどでがさがさになっているのをとり、こすってつなぎなおし、セルを回してみましたが、エンジンがかかりません。トレーラーウインチ用のバッテリーをつないでセルを回し、エンジンはかかりました。コネクタ部の接触不良ならばこれで改善されるかもしれません。でも、テスターでいろいろチェックするぱぱの顔はかなり深刻そう・・・

とりあえず、改善されることを信じて、先に進みます。湾岸線料金所。その先でまた止まります。また、ラジオが途絶え途絶え、やばい感じ・・・ぱぱさんはコネクタを壊して、応急処理をしました。エンジンは一度止めるともうかかりません。どうやら、オルタがだめのようです。ぱぱさんのため息。そして、とにかく引き返すことにして、また出発。でも、そのうちにヘッドライトが薄暗くなって、ウインカーのちかちかという音もしなくなりました・・・と、すぐ先にあった避難帯に車を入れました。バッテリーをつないでも、今度はエンジンもかからなくなってしまいました。『JAFよぼうか・・・』そこにある緊急電話でJAFを呼び、トレーラーをひいたエクスを牽引したJAFの車に3人で乗り込み、修理屋さんへ・・・

こんな風に・・・今回のレースは終わってしまったのでした。

代車で借りた軽でおうちに向かうのは寂しかったです。無事直るといいなぁ・・・

1週間後クリスマス宴会の次の日。エクスを引き取りに行きました。修理屋さんの親父さんはとてもおもしろい方で、『クリスマスはね忙しいんだよ。日頃車に乗らない人が街に繰り出すでしょ?』なるほど・・・忙しそうです。大変な時期に、こんな変な車をなおしてくれてありがとう。
結局オルタは国産のを流用流用したのはオルタ全体ではないです。なんとレギュレータ部 ダイオードもでしょう。全体を流用するのは電装やさんが拒んだとのこと。なんとしてもなおしてやる〜と言うことになったようでした。したようです。でも、一度カンからにあげたバッテリ・・・なんか不安が残る状態です。

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