1.ミニカンナムとの出会い


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■存在を知る・・・98.2.20

オートジャンブルという雑誌の中で始まった企画だと思いますが、キットカーと360cc軽自動車ののレースがあります。ここにFLクラスがあります。まだ参加車両は少数ですが、(なんせ昔のフォーミュラカーです。クラッシックカーで、レースをするというのですから、なかなか大変でしょう)最近ちょこちょこ車雑誌で見かけるような気がします。(あるいは、自分が注目しているので、気がつくだけ・・・かもしれませんね。)このクラスに、新FLを・・・ということで、ただいま車を作っています。

元々は、キットカーの製造販売を行っている、ノーチラススポーツカーズさんへ『ロータス23Bのレプリカを見に行こう!!』というところから始まりました。ノーチラススポーツカーズ、古川さんが、実はK&Kのキットカークラスの運営に携わっていました。

何にも知らず愛知から千葉まで、98年2月、幕張にMAC EXPOに行った時、ついでによらせてもらいました。(今年もMAC EXPOに行ってきました。iMacはかわいくていいですね。特に5色並べるとなんてかわいいのかしら。うちのコンピュータはスマートローンのボンダインくんです。)工房を見学させてもらって、K&Kの話もFLの話も、そしてFLを作るなんていうのもあるんだよという話もそのときいろいろ知りました。その2日後、古川さんにお願いしてこの企画はスタートしました。

当然、新FLでレースにでる。というのが目的です。FLクラスということで、最初は昔の軽自動車360ccのエンジンを使う予定でした。         おまけのはなし  

そしてこの後K&Kスタッフさん達の間で、いろいろ検討されたようです。

K&K側としては、古川さんのところで、レースカーを作るということは、自分たちのレギュレーションの中で、自由に設計できる。そしてK&Kからベース車を用意できる。また、古川さんにキットの状態まで作ってもらうということで、私たちが車を作る(仕上げていく)楽しみと、なにより全部作ってもらうのに比べて、しかもお手軽な値段でレースを楽しめる。

ところで、ままさんにもある思惑がありました。なぜなら、23 Bよりも安いからです。(けちけちだもん)もう1つサーキットにまた通えること。これも大変楽しみなことです。

さあ、カンナム君はどんな顔してうちにくるのでしょうか?


■うちへくる***99.2.6

そして、いよいよキットカー、ベースのミニカンナムができあがりました。その段階では、ボディーはFRPはできあがっています。エンジンもついています。燃料タンクも積んであります。タイヤもついています。シートも作ってもらいました。

ぱぱさんと、会社の同僚と二人で車を取りに行きました。ふふん。ぱぱさんは私のことをいつも壊れナビというけど、今回ばかりは、私がいないと困ることを痛感したでしょう!(しかも首都高で迷ったのだからかわいそうだ・・・でも首都高は私もわからないけど)

岡崎に着く時間を聞いて、間に合うようにうちをでました。夜遅かったけど、カンナムを見たかったのです。それであわよくば、乗らしてもらおうとか考えていました。(だって、ほとんどできていると思っていた・・・このまま走ると思っていました。)でもまず、ハンドルがついていません。あれれ?と思ってタイヤをみてみると、タイヤはそれぞれ勝手な方向を向いています。アクセルペダルはついていません。ブレーキペダルもついていません。クラッチペダルもありません。燃料タンクはありますが、でも燃料タンクがぽつんと置いてあるだけです。どこにもつながっていません。エンジンはついているのですが、あちこちケーブル、コネクタが外れています。ラジエターもついていません。シートにもとても座れません。(だって固定されていないよ〜)

そうか・・・くるまってエンジンとタイヤだけでは走らないんだ。

K&Kの99年のレースは5月と10月。

まずは5月・・・走らせることができるのでしょうか・・・


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